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78.坐腕2

 今回も坐腕(ズオワン)の練習をしました。これはとても難しく、面倒臭いことでした。先生は、「難しく、面倒臭いことは、出来るうちにやっておくことが大切。できなくなったら一生できない。一度やっておけば、いつまでもできる。」と言われ、次のような坐腕の練習をしました。

 

坐腕(ズオワン)の練習

 ①足を肩幅に開く

 ②肩を「前→上→後」に動かし、その流れで両手を前に

  出す。肩の高さ、親指が上で掌が向かい合うように、

  手の幅は肩幅。

 ③両手を平(掌を下に向ける)にして肘を横に引いて両手

  を胸前に持ってく

る。親指が胸に付く。

 ④両手を再び前に出して、左右に開く。掌は下向き。

 ⑤両手が両肩の横に来た時、動きを止め、指を立て、手の

  ひらを外に向け、坐腕をする。手首を落とすことで、指

  先が立ってくるようにする。

 ⑥もう一度、肩を「後→上→前」と回転させて、その流れ

  で両手を胸前にあげ、手のひらを下に向けて両手の親指

  が胸に着くようにする。

⑦両手を前に出し、胸前で肩幅に開く。中指が正面をむ

 く。

 ⑧肘を折って両手を胸前に持ってくる(掌は下向き)。

 ⑨掌を返して上を向け、両手の虎口で首のまわりを包むよ

  うにする。掌は上向きになる。

 ⑩掌を上に向けたまま、手を伸ばして頭の上にあげる。

 ⑪手首を折った状態を維持して、手首に力を入れて坐腕を

  すると同時に両足の踵をあげる。

 ⑫両足の踵を元に戻し、両手を左右から降ろして両足の横

  に着ける。

⑬足を揃える。

  

この練習のあと、ローシアオブの動作の中で坐腕の練習をしました。ローシアオブは、前に出す手と下に抑える手が同時に坐腕をするので、良い練習になる動作でした。